日歯製作の映画『笑顔の向こうに』【2018年12月11日配信】
第16回モナコ国際映画祭でコンペティション部門最優秀作品賞に
日本歯科医師会(堀憲郎会長)の全面協力で制作された映画『笑顔の向こうに』(来年2月15日公開)が、12月3~7日までモナコ・モンテカルロで開催された「第16回モナコ国際映画祭」コンペティション部門で「エンジェルピースアワード」(最優秀作品賞)を受賞、さらに出演の丹古母鬼馬二が助演男優賞を受賞した。モナコ国際映画祭は、モンテカルロで2003年から開催されている非営利、無党派、インディペンデントの国際映画祭で、カンヌ国際映画祭 、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭の世界三大映画祭に次ぎ有名な国際映画祭だという。
【医歯薬新報EXPRESS 2018年12月11日 配信】
この映画は、歯科医療をテーマとする青春ドラマ。〝王子〟と呼ばれる若手歯科技工士・大地(高杉真宙)と、大地の幼なじみで新人歯科衛生士の真夏(安田聖愛)を中心にした、歯科医療の現場をテーマに若者たちの成長を描いた心温まる青春感動ストーリー。
主演の高杉真宙は、2018年映画『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』『ギャングース』、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』やドラマ「セトウツミ」など主演を多数務め、舞台「新感線☆RS"メタルマクベス"disc3」などドラマ・映画・舞台と話題作に出演している。また、ヒロインの安田聖愛は、第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンオーディション2010でグランプリを受賞後、バラエティからホラーまで多ジャンルの映画に出演し、「龍角散」や「東京メトロ」のCMに出演している。 その他、辻本祐樹、西方凌、濱田英里、ayanonono、木村祐一、池田鉄洋、佐藤藍子、聡太郎、阿部祐二、善知鳥いお、中村昌也、阿部桃子、大出俊、熊切あさ美、藤田朋子、丹古母鬼馬二、大平サブロー、児島美ゆき、中山秀征(特別出演)秋吉久美子、松原智恵子など実力派俳優が脇を固め、物語に味わいを加えている。
主題歌は、手話を取り入れた日本の人気急上昇男性ボーカル&パフォーマンスグループHANDSIGNの「ふたりのサイン」。監督は、ニューヨークにて映像やアートの制作に携わり活躍してきた榎本二郎氏が務めている。
主演の高杉は「日本の作品がこうやって海外の皆さん、いろんな方に見てもらえるのはうれしいこと。これからもたくさんの作品に出演して、またこうやって呼んでもらえる作品に出合っていきたいなって思います」「歯科技工士を知らなかった自分が演じることで、たくさんの人に伝わって、(見た人の職業の)選択肢として増えたらうれしいと思います。映画はうれしい出発になった。いいスタートを切って、これからも映画と一緒に頑張っていきたいと思います」と、日本公開に向けて意気込みを語っている。
根本厚労大臣も受賞を称賛
根本匠厚生労働大臣は12月7日の閣議後の会見で、日本歯科医師会が製作した映画『笑顔の向こうに』のグランプリ受賞について次のように語った。
「私の方から一つ、日本歯科医師会制作の映画『笑顔の向こうに』のグランプリ受賞についてお話をします。日本歯科医師会と厚生労働省が協力して推進している、80歳になっても20本以上自分の歯を保つという『8020運動』が30周年を迎えました。この記念事業の一環として、日本歯科医師会が制作し、厚生労働省も推薦している映画、『笑顔の向こうに』が、この度、第16回モナコ国際映画祭でグランプリを受賞しました。この映画は、歯科医療の現場を支える歯科技工士や歯科衛生士を主役とした映画と聞いております。こういったことも契機に、国民の歯と口の健康に対する意識が高まり、歯科口腔保健のさらなる推進が図られることを期待しています」
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映画『笑顔の向こうに』は、2019年2月15日(金)から全国のイオンシネマで公開される。
原案・製作総指揮:瀬古口精良
監修:8020運動30周年記念事業映画製作チーム
エグゼクティブプロデューサー:井内徳次
プロデューサー:藤原健一
ラインプロデューサー:石川二郎
脚本:川﨑龍太 音楽:フジパシフィックミュージック 音楽監修:上阪伸夫
主題歌:HANDSIGN「ふたりのサイン」(ユニバーサルミュージック)
撮影:ふじもと光明 照明:江川斉 録音:松島匡 衣装:佐藤友美 荒川小百合 ヘア・メイク:高村みこ
美術:矢部義明 スチール:中居挙子
制作:テンダープロ 配給:テンダープロ/プレシディオ
製作:公益社団法人日本歯科医師会
監督:榎本二郎
(文中・敬称略)
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