歯がダメになると認知症、心筋梗塞のリスクは2倍!
いまからできる「自分の歯」の守り方
書名/歯がいい人はボケにくい
著者/倉治ななえ著
【医歯薬新報EXPRESS 2011年5月10日 配信】
日本歯科医師会の倉治ななえ常務理事が『歯がいい人はボケにくい』を著書。
歯がない人が認知症になる危険性は、歯がそろっている人の約2倍。
歯周病患者が、心筋梗塞や狭心症になるリスクは、歯周病患者ではない人に比べ2倍以上。
そして歯周病は、糖尿病をも悪化させる。
全身が健康であるためには、まず歯が健康であることが不可欠なのだという。
ではなぜ大人の歯がダメになってしまうのだろうか? その原因は35歳以上の約8割が感染していると言われる「歯周病」と、大人に特有の「むし歯」にある。
本書では、それらに対処するための、何歳からでもできる効果的な方法を紹介。いくつになっても自分の歯で食べたい人、歯を抜きたくない人、入れ歯になりたくない人は必携の一冊だ。
■著者 倉治ななえ(くらじななえ)
1954年、栃木県生まれ。現日本歯科医師会常務理事。歯学博士、日本歯科大学附属病院臨床教授。日本歯科大学卒業。日本フィンランドむし歯予防研究会副 会長。クラジ歯科院長として患者に接しながら、子育て歯科、マタニティ歯科に熱心に取り組む。日本アンチエイジング歯科学会理事。主な著書に『はじめての 歯みがきレッスン』(PHP研究所)、『子どもの歯をじょうぶにきれいに』(主婦の友社)、『きれいな歯をつくる~大人のためのデンタル・ブック』(大泉 書店)などがある。
発行:角川マーケティング 新書判/200ページ/定価819円(税込)
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