書評ロゴ

歯がダメになると認知症、心筋梗塞のリスクは2倍!

 いまからできる「自分の歯」の守り方

書名/歯がいい人はボケにくい
著者/倉治ななえ著

日本歯科医師会の倉治ななえ常務理事が『歯がいい人はボケにくい』を著書。
 歯がない人が認知症になる危険性は、歯がそろっている人の約2倍。
 歯周病患者が、心筋梗塞や狭心症になるリスクは、歯周病患者ではない人に比べ2倍以上。
 そして歯周病は、糖尿病をも悪化させる。
 全身が健康であるためには、まず歯が健康であることが不可欠なのだという。
 ではなぜ大人の歯がダメになってしまうのだろうか? その原因は35歳以上の約8割が感染していると言われる「歯周病」と、大人に特有の「むし歯」にある。
 本書では、それらに対処するための、何歳からでもできる効果的な方法を紹介。いくつになっても自分の歯で食べたい人、歯を抜きたくない人、入れ歯になりたくない人は必携の一冊だ。

■著者 倉治ななえ(くらじななえ)
  1954年、栃木県生まれ。現日本歯科医師会常務理事。歯学博士、日本歯科大学附属病院臨床教授。日本歯科大学卒業。日本フィンランドむし歯予防研究会副 会長。クラジ歯科院長として患者に接しながら、子育て歯科、マタニティ歯科に熱心に取り組む。日本アンチエイジング歯科学会理事。主な著書に『はじめての 歯みがきレッスン』(PHP研究所)、『子どもの歯をじょうぶにきれいに』(主婦の友社)、『きれいな歯をつくる~大人のためのデンタル・ブック』(大泉 書店)などがある。
 発行:角川マーケティング 新書判/200ページ/定価819円(税込)

      終

 ANOTHER BOOK REVIEW

書名/食べる―生きる力を支える② 歯科医師会からの提言 『いのちと食』
著者/大久保満男・大島伸一<編>…

書名/食べる―生きる力を支える③ 歯科医師会からの提言 『3・11の記録 震災が問いかけるコミュニティの医療』
著者/大久保満男・大島伸一<編>…

書名/食べる―生きる力を支える① 歯科医師会からの提言 『生活の医療』
著者/大久保満男・大島伸一<編>…

書名/夢は矯正いらず『子育てできれいな歯並びを!』
著者/倉治ななえ著…

書名/歯がいい人はボケにくい
著者/倉治ななえ著…


 

キーワードを入力してください

 ISHIYAKU VIDEO HEADLINE
日歯製作の映画『笑顔の向こうに』が第16回モナコ国際映画祭でコンペティション部門最優秀作品賞に
 MEMBERS LOGIN

ID

PASS

パスワードを忘れたら

ユーザー情報を変更する

ログインパスワードやメールアドレスの
修正・変更が出来ます。

 NEWS SEARCH
 ISHIYAKU SPECIAL AD
 SPECIAL CONTENTS